

『木立の中の家』の竣工写真をホームページ内のworksへUPしました。
写真家はいつものように新良太さん。撮影は一か月ほど前なのですがこの時点ではまだ外構や店舗部分が整っていませんでしたので、残りは後日撮影する予定。
ひとまず住居部分と店舗部分の一部を皆さんへ見ていただこうと思います。
残りの撮影がすみましたらまたこちらでお知らせします。
11月2日より、新宿のリビングデザインセンターOZONEで開催されている『リノベーション住宅事例展』に「小さな写真室のある家」の模型と写真パネルが展示されています。この企画は建築家など57社が住宅事例を模型やパネルで紹介するというもの。
リノベーションのたくさんの事例が一度に見られるこの企画。僕の知り合いの建築家も多く参加しています。近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
会期:2017年11月2日(木)〜11月28日(火)※水曜休館
時間:10:30〜19:00
会場:リビングデザインセンターOZONE(3階ウエルカムプラザ及び6階特設会場)
東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
入場:無料
現在建築ジャーナル社から発売中の、「神奈川の建築家とつくる家2」に掲載されました。
この本は、神奈川県内の建築家22人を紹介しているもの。表紙にはそれぞれの建築家の似顔絵が書いてあり、実際の写真と見比べてみるのも楽しいですよ。僕の顔も表紙の右上に載っています。似ているか似ていないか良かったら感想を教えてください。(笑)
もちろん実例写真も載っていますので建築家選びの参考になると思います。
是非書店でお手にとってご覧ください。
ローコストのリノベーションを実現させるにはどのような方法が有効でしょうか?
勿論、そこに住む人たちがどのような要望を持っていて、どのような暮らしをしていきたいか、優先順位が高いのはどんなことなのか等によって変わってきますが、今回の計画では次のような方法を取りました。
この物件は、フルリフォーム済みの物件で、設備機器も全て新品に交換済みです。
中古マンションを購入した場合、設備機器を交換せずにそのまま使うというのは少し抵抗がある方も多いと思うのですが、今回はそんな心配もありません。
ですので、設備機器は出来るだけそのまま使う、場所の移動もしないという事を提案しました。
どうしても設備機器というのは予算の中での大きなウエイトを占める部分です。こだわりのある場合は別ですが、それ以外の場所は最低限に抑え、その分自分たちが本当に求めている事に予算を割くほうが満足度の高いものが出来てくると思います。
その上今回は、設備の場所も一部を除いて移動しないようにしました。これも、配管工事などを無くし、計画予算の中に納めるための選択です。
設備工事というのはどうしても予算のかかる箇所なので、今回のように、きちんと全体の予算とのバランス、自分たちの希望を整理しながら計画していく事が大切な事だと思います。
限られた予算の中で、どのように理想の家を手に入れるか?
工事が始まる前に大方の予算は掴んでおきたいものです。
『小さな写真室のあるいえ』の場合は、住んでいるマンションの売却との兼ね合いもありましたので
スケジュール的にあまりノンビリしていられませんでした。
ですのでまずは、設計料も含んだ総予算とご自分たちの要望を教えていただき、
その内容からラフプランを作り、その内容をもとに工事費の総額を試算し、予算の検討をしました。
結果、試算した工事費で予算内に収まる事がわかり、その後計画の細かい部分を詰めていく方法をとりました。とは言え、お二人はファーストプランを気に入っていただき、基本的な設計内容はほとんど変更はなく進みました。
もちろん、場合によっては工事費の試算後に設計内容を打ち合わせをしながら、検討していく場合もあります。その場合でも、一度概算で予算を出しているので、変更によってどれだけ総工事費が変わってくるかも掴みやすくなるわけです。または、最初に要望を元に家の間取りや形を決めて、その後総工事費を出す場合もあります。
いずれにせよ、家づくりにおいて予算がどれくらいかかってくるのかというのはとても重要な事だと思います。
これは、リフォームでも、新築でも同じ事ですね。
最近ではリフォームの相談が少しづつ増えてきています。
そこにはいろいろな理由があるのでしょう。
では、リフォームを選択する理由はどこらへんにあるのでしょうか?
そのあたりを実例を紹介しながら考えてみたいと思います。
家づくりを考えはじめた時、まず最初に考えることは生活拠点をどこにするか?
ということです。会社までの交通の便のいいところ、実家の近く、住み慣れた場所、憧れの街、等々。。
自分たちで選択した理想の場所に家を建てる。
しかし、予算的に一戸建てを土地から購入してとなると、予算的に厳しくなる場合があります。そうした場合、もう少し土地の安い場所に住むか、生活拠点は変えずに予算内で収まる物件を探すか、ということになります。
『小さな写真室のあるいえ』のお施主さんは、生活拠点は変えずに、予算内で収まる物件を探しそこを自分たちの理想の形にするという形を選択しました。
それは、中古のマンションを購入し、リフォームする。あくまでも場所にこだわったわけですね。もちろん、家族によってはいろいろな選択肢があると思います。
中古の一戸建てをリノベーションする。生活拠点を変えてあくまでも一戸建てにこだわる。
そのあたりの選択肢をどれにするか?ということから相談に来ていただき、いろいろな話の中から家づくりをはじめるという方法もあると思います。
家は欲しいけれど、何から始めていいのかわからない。
という場合でも、まずはご連絡をいただきお話をお聞かせください。
「小さな写真室のあるいえ」が本日、扶桑社より発売の「リライフプラス Vol.22」へ掲載されました。
この建物は、築40年以上経ったマンションを購入し、自分達の理想の生活に合うかたちに合うようにリフォームしたものです。
是非書店でお手に取ってください。
また、少しずつこのブログでリフォームの内容も紹介していきますのでそちらもお楽しみに!
先日、豪徳寺のマンションリフォームの雑誌取材に立ち会ってきました。雑誌は扶桑社より発行されている「relife+」(リライフプラス)です。
引き渡しは今年の2月でしたので、約5ヶ月ぶりの訪問。引き渡し後どのように暮らしてくれているかも楽しみにしての訪問です。
部屋の中に入ると、いろいろなものがセンスよく飾られていて、とても楽しそうに暮らしているのが見て取れてとても嬉しく思いました。
ライターさんと話している内容をこっそり聞いてみると、二人ともこの家をとても気に入ってくれているようで思わずニヤけてしまいます。。。
ご主人さんとはギターの話で盛り上がり、いつも明るく楽しい奥さんと恥ずかしがり屋のかわいい息子さんともいろいろな話ができました。
「時間をかけていろいろなものを揃えていくので、今後も相談に乗ってください」という言葉が何よりも嬉しく感じました。今後どのようにこの部屋が変わっていくかも楽しみです。