散歩

作品のない展示室


『作品のない展示室』へ行ってきました。

世田谷美術館は建築家・内井昭蔵が設計した美術館。
新型コロナウイルスの影響により予定していた展示会に海外からの作品を展示することが難しくなり、それならばと作品を一切展示せず空間のみを公開するという企画。

もともと外部とつながった美術館というコンセプトの世田谷美術館ですが普段は作品保護のために窓が閉鎖されていることもあり、建物の中から砧公園の夏の景色をここまで楽しめるのは珍しいこと

何事も発想を柔軟にすることにより日頃見えないものが見えてくる。

頭を柔らかくするといのは大切なことなんだなと思いました。

 

建物見学

住宅遺産トラストによる、から傘の家(設計=篠原一男)の見学会の案内が来たので、仲の良い建築家と3人で見学に行ってきました。

室内の状態の良さは驚くほどでこの建物が大切に使われ続けてきたのだなということがよくわかりました。これは建築家にとって一番嬉しいことだと思います。残念ながら、写真撮影は禁止でしたが内部の架構の美しさ、空間の豊かさは想像以上でした。

せっかく3人で出かけるのだからと、近所の建築を外部から見学しようと東京アパートメント(設計=藤本壮介)、FIKA(設計=西田司)などの建物を見学し、帰りは偶然見つけた美味しいお蕎麦やさんで楽しいお酒を飲みました。

少し肌寒い日でしたがとても楽しく充実した時間が持てました。