メンテナンス

『世田谷のいえ』始まります

今から20年以上前に僕の師匠の佐賀和光が設計した木造二階建の住宅。
この建物の引き渡しの数ヶ月後に佐賀は海で亡くなりました。

今回新しくこの家に住む方からご連絡をいただきメンテナンスとリノベーションのご相談を受けることとに。
以前に住んでいたクライアントさんもとても気に入ってくれていたようで竣工当時のままほとんど手をつけずに長年暮らしていたようです。

久しぶりに訪れたこの建物の中に入った瞬間とても懐かしい気持ちになりいろいろな感情が蘇ってきました。

今回新しくこの場所に住むご家族の方も明るく大らかな空間を気に入っていただけたようで元の形を出来るだけ残しながら自分たちの暮らしに合うようにほんの少しだけ手を入れることを希望しています。

住宅を出来るだけ長く住み繋いでいくのはいろいろな問題が絡みとても難しい時もありますが、今回はいい出会いによりこの建物はもうしばらく残されることになりそうです。

メンテナンス

25年ほど前の佐賀和光設計の住宅。

久しぶりにクライアントさんから連絡をいただきメンテナンスの相談に行ってきました。今でも大切に使っていただいていることがとても嬉しかったです。

建物の施工当時、佐賀さんと一緒に現場監理に行って帰りに現場近くの昔からある喫茶店でホットケーキを何度か食べた記憶があります。
僕もそうなのですが、佐賀さんも甘いものは好きなほうで、二人で現場現場や打ち合わせに行った帰りにドーナツやケーキなどを食べました。

当時行った喫茶店を探してみたのですが、今はもうなくなってしまったのか見つからなかったのが少し残念でした。