マンションリノベ

リノベーション事例

『小さな写真室がある家』が扶桑社さんが運営するウェブサイト「日刊すまい」に掲載されました。
1975年築のマンションをリノベーションした事例で限られたスペースを何通りにも使えるように工夫しました。
クライアントさんには今でもセンス良く住んでいただいています。
ぜひご覧ください。
https://sumaiweb.jp/articles/216805

ozone リノベーション住宅事例展

11月2日より、新宿のリビングデザインセンターOZONEで開催されている『リノベーション住宅事例展』「小さな写真室のある家」の模型と写真パネルが展示されています。この企画は建築家など57社が住宅事例を模型やパネルで紹介するというもの。

リノベーションのたくさんの事例が一度に見られるこの企画。僕の知り合いの建築家も多く参加しています。近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

会期:2017年11月2日(木)〜11月28日(火)※水曜休館
時間:10:30〜19:00
会場:リビングデザインセンターOZONE(3階ウエルカムプラザ及び6階特設会場)
東京都新宿区西新宿3-7-1 新宿パークタワー
入場:無料

限られた予算での計画@小さな写真室のあるいえ

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ローコストのリノベーションを実現させるにはどのような方法が有効でしょうか?
勿論、そこに住む人たちがどのような要望を持っていて、どのような暮らしをしていきたいか、優先順位が高いのはどんなことなのか等によって変わってきますが、今回の計画では次のような方法を取りました。

この物件は、フルリフォーム済みの物件で、設備機器も全て新品に交換済みです。
中古マンションを購入した場合、設備機器を交換せずにそのまま使うというのは少し抵抗がある方も多いと思うのですが、今回はそんな心配もありません。
ですので、設備機器は出来るだけそのまま使う、場所の移動もしないという事を提案しました。

どうしても設備機器というのは予算の中での大きなウエイトを占める部分です。こだわりのある場合は別ですが、それ以外の場所は最低限に抑え、その分自分たちが本当に求めている事に予算を割くほうが満足度の高いものが出来てくると思います。

その上今回は、設備の場所も一部を除いて移動しないようにしました。これも、配管工事などを無くし、計画予算の中に納めるための選択です。

設備工事というのはどうしても予算のかかる箇所なので、今回のように、きちんと全体の予算とのバランス、自分たちの希望を整理しながら計画していく事が大切な事だと思います。

佐賀・高橋設計室
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ローコストリフォームの予算組み@小さな写真室のあるいえ

ローコスト予算組み

限られた予算の中で、どのように理想の家を手に入れるか?
工事が始まる前に大方の予算は掴んでおきたいものです。

『小さな写真室のあるいえ』の場合は、住んでいるマンションの売却との兼ね合いもありましたので
スケジュール的にあまりノンビリしていられませんでした。

ですのでまずは、設計料も含んだ総予算とご自分たちの要望を教えていただき、
その内容からラフプランを作り、その内容をもとに工事費の総額を試算し、予算の検討をしました。

結果、試算した工事費で予算内に収まる事がわかり、その後計画の細かい部分を詰めていく方法をとりました。とは言え、お二人はファーストプランを気に入っていただき、基本的な設計内容はほとんど変更はなく進みました。

もちろん、場合によっては工事費の試算後に設計内容を打ち合わせをしながら、検討していく場合もあります。その場合でも、一度概算で予算を出しているので、変更によってどれだけ総工事費が変わってくるかも掴みやすくなるわけです。または、最初に要望を元に家の間取りや形を決めて、その後総工事費を出す場合もあります。

いずれにせよ、家づくりにおいて予算がどれくらいかかってくるのかというのはとても重要な事だと思います。

これは、リフォームでも、新築でも同じ事ですね。

 

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小さな写真室のあるいえが掲載されています

小さな写真室のあるいえ

「小さな写真室のあるいえ」が本日、扶桑社より発売の「リライフプラス Vol.22」へ掲載されました。

この建物は、築40年以上経ったマンションを購入し、自分達の理想の生活に合うかたちに合うようにリフォームしたものです。

是非書店でお手に取ってください。
また、少しずつこのブログでリフォームの内容も紹介していきますのでそちらもお楽しみに!