現場での昼食

鎌倉の現場もいよいよ追い込みです。
大工さん、塗装屋さん、左官屋さん、セコムと現場もたくさんの人が入っています。

今日は朝からずっといろいろな職人さんと打ち合わせ。

その場で塗装の見本を作ってもらったり、左官工事の進み具合をチェックしたり、ホームセキュリティーのセンサーの位置の確認をしたり、家具を作っている大工さん(今回とても優秀な方で助かっています)と細かい納まりの話をしたりと昼食を食べる時間も取れない状態です。

それを見かねたお隣に住むクライアントのお母様が昼食を用意してくれました。

いつも現場での昼食はコンビニで買ったお弁当ということが多いのですが、この日は山椒と湯葉の炊き込み御飯と卵豆腐とサラダとお新香。

自分の設計した建物の工事風景を隣の家の茶の間から美味しいご飯を食べながら眺めるというなんとも不思議で贅沢な時間を過ごしました。

お母さま、美味しいご飯ありがとうございました!

階段

鉄製の階段ささらが現場に搬入、その後設置されるという事で立会いに行ってきました。

ささらというのは階段を支える斜めの材の事。今回はその部分を鉄製にし軽やかな階段をデザインしてみました。それ以外にも手摺の取り付け方などにもこだわっています。

階段は毎回どのような形にするか頭を悩ます部分。
ただ、その考えている時間が楽しかったりもするのですが。

このあとは大工さんに段板を設置してもらう予定です。これでハシゴや足場を使わずに安全に上下階の移動が可能になりそうです。

手づくりマスク

ある日自宅のポストに郵便物が。

あれ?何だろう??

と封を開けてみると手づくりのマスクがたくさん。

僕の建築の師匠である佐賀和光の奥さん、温子さんからプレゼントでした。

こういう事が自然に出来るって優しい人だなと改めて思いました。

ペレットストーブ

現在工事中の十二所のいえではクライアントの要望でペレットストーブをリビングに置くことになっています。

工程的に外壁の下地モルタルを塗る前に排気のためのスリーブ(穴のことですね)を開けておかなくてはなりません。そのためにはどの機種にするかということを決めておく必要があるためクライアントと一緒にいくつかの候補を調べ実際のものを見に行くことにしました。

機能、価格、デザイン、使いやすさ等々いろいろな側面から考えた結果写真のストーブに決定しました。

ペレットストーブの中にはファンがついて暖かい空気を吐き出すものもありますがこの機種は自然対流で静かな暖かさを体感できるもの。デザインの面白さも気に入った理由です。

引き渡しは夏の予定なのですぐに使うことはないかもしれませんが、実際の暖かさがどういうものなのか今から楽しみです。

 

掲載情報〜小さくても「暮らしやすい家」ベスト58

主婦の友社から『小さくても「暮らしやすい家」ベスト58』と言う本に今まで設計した建物をいくつか紹介していただきました。

実はこの本、長らく品切れになっていたもので今回一部を再編集し再発されたものです。

再編された部分として本を開いた見開き部分に僕の自宅写真を使っていただいています。
写真が採用された経緯としまして、この本の編集を担当した方が一番好きな写真を見開きで使うことを決めたそうで、その一番好きな写真が僕の自宅のリビング写真だったようです。

編集のプロの方が選んでいただけたこととても嬉しく思います。

掲載情報〜OZmagazine〜

現在発売中のOZmagazineはゆっくり過ごすのどかな鎌倉というテーマです。
その中で鎌倉のsawvihさんが取り上げられています。

コロナウイルスの影響により自宅で過ごす時間が増えていることかと思います。
雑誌をゆっくり読みながらお出かけ気分を味わってみるのはいかがでしょうか?

大田区中央のいえ引き渡し

中央のいえが完成しました。

役所の完了検査も無事終わり、設計事務所検査、施主検査も一部手直しがあったものの大きな問題もなく先日お引き渡しとなりました。
しっかりと施工してくれた職人さんや現場監督さんにとても感謝です。

本来はオープンハウスを開催する予定でしたが、コロナの影響で今回は開催中止に。
竣工写真を撮影しあとはお引っ越しをするだけです。

ご夫婦ともに僕が学生時代から現在までとても仲良くしている友人夫婦のための家。
打ち合わせもワイワイと楽しい時間でした。

彼らの家族がこの家を気に入って住み続けてくれることが一番の喜びです。

十二所のいえが上棟しました

十二所の家が上棟しました。

最初にご連絡をいただいたのがちょうど一年半ほど前になります。その間、プランを練り、打ち合わせを重ね、予算調整や法的問題をクリアしようやく上棟です。

現場ではクライアントさんと建物の建ち上がる姿を見て共に喜び合いました。

とはいえ現場はまだ始まったばかり。
これから決めなくてはいけないことなども残されています。

このあとも気持ちを引き締めてしっかり監理を続けたいと思っています。

メンテナンス

25年ほど前の佐賀和光設計の住宅。

久しぶりにクライアントさんから連絡をいただきメンテナンスの相談に行ってきました。今でも大切に使っていただいていることがとても嬉しかったです。

建物の施工当時、佐賀さんと一緒に現場監理に行って帰りに現場近くの昔からある喫茶店でホットケーキを何度か食べた記憶があります。
僕もそうなのですが、佐賀さんも甘いものは好きなほうで、二人で現場現場や打ち合わせに行った帰りにドーナツやケーキなどを食べました。

当時行った喫茶店を探してみたのですが、今はもうなくなってしまったのか見つからなかったのが少し残念でした。

上棟


大田区中央のいえが無事上棟をしました。
道幅も狭く、交通量も多い場所での作業。小雨交じりの寒い中一生懸命作業をしてくれる現場関係者には頭が下がります。

いつものように上棟記念の焼印を押して、工事の無事を祈ります。

まだまだ決めなくてはいけないことは残されていますが、春の引渡しに向けてしっかり管理していきたいと思っています。