日常

自宅の取材

先日、取材を受け自宅の撮影をしました。
最近は自宅の一部を数カット撮影する、ということはありましたが全体をしっかり撮影したのは竣工当時以来なので多分22年ぶりとなります。

当時に比べもモノも増え
キズも増えたけれど
その分愛着も増えた我が家。
撮影箇所を決め写真家の大崎さんがカメラをセットし、レンズを向けるとそこには必ず我が家の飼い猫BONZOが。
今回撮影した枚数のうち、かなりの割合で猫が映り込んでいると思います。

記事が完成しましたらまたお知らせさせていただきます。

 

夏のはじまり

夏のはじまりを告げる海の家の建設がはじまりました。
まだ工事は始まったばかりで骨組みの状態が立ち並んだ状態。

僕は壁で囲んだり、派手な看板が取り付けられる今の風景の方が結構好きです。
夏は好きな季節。
いまから待ち遠しい。

柚木沙弥郎さん

染色家の柚木沙弥郎さんがお亡くなりになりました。

享年101歳とのこと。創作活動もずっと続けられていてとても勇気をいただきました。
柚木さんの作品は日本民藝館に何度か見に行って鮮やかな色使いやモダンで可愛らしいデザインがとても好きでした。

僕の事務所の壁には好きなポストカードなどを飾っているのですが、柚木さんのポストカードは玄関の扉を開けてすぐ目に入る場所に貼ってあります。

長い間ご苦労様でした。ご冥福をお祈りします。

夏本番

いよいよ夏も本番。

朝早く家を出ても太陽がギラギラと照り、ランニングをするのも少し厳しくなってきました。
海の家を見ていると子供の頃家族で来た海水浴を思い出します。

暑さに負けず、今年の夏も乗り切っていきたいと思います。
皆さんも体調に気をつけて夏を楽しんでください。

見えないもの、見たいこころ

神奈川近代美術館葉山館『見えないもの、見たいこころ』へ行ってきました。

数日前にNYに住む友人からLINEで
「もしまだ行ってなかったら観に行った方が良いよ。世界中の人が観に行きたがっているんだから!」
と連絡が来たので会期ギリギリで行ってきました。
藤沢で眼科医をされていた野崎道雄さんが寄贈したコレクションの展示。
リヒターを目当てに行ったのですが個人的には点数は少ないもののポルケがとても良かったです。
もちろんイサム・ノグチの『こけし』にも挨拶をして帰りました。

野沢正光さん

先日建築家の野沢正光さんがお亡くなりになりました。

野沢さんとの出会いは逗子にあるumibe cafeがきっかけでした。
実はこの建物は野沢さんの設計で一階部分は歯科医院でしたがそこをcafeにリノベーションする際、建物のオーナーさんから設計依頼を受けました。

cafeが完成しお店にいる時にたまたま野沢さんがお茶を飲みに来てくださりそこで色々なお話をさせていただきました。

僕としては出来上がった店舗の内装に野沢さんがどのような感想を持たれるのかヒヤヒヤしていたのですが
『素敵なcafeだね』
と言っていただきとても嬉しく思いました。

そのあと
『建物の設計もいいだろ?』
と言ってニヤっと笑った顔は忘れられません。

色々な話をさせていただく中で
『これからはこういう活動が大切になってくるんだ。よかったら君も会員になってくれないか』
とまだ発足されたばかりの住宅遺産トラスト(野沢さんが代表理事)の話をされ紹介をされました。

色々な功績を残された方でしたのでご病気だったとはいえお亡くなりになったことがとても残念です。

葉山芸術祭2023

今年もまた葉山芸術祭に参加させていただくことになりました。

会場は例年通り葉山在住の友人建築家テントラインさん。
僕の作成した木のカトラリーのほかニットとガラスの作家の展示・ワークショップやケーキセットなどの販売もあるようです。

ぜひお越しください。

葉山芸術祭2023>>

柚木沙弥郎展

もうすぐ終わってしまう!
ということで日本民藝館で開催中の柚木沙弥郎展に行きました。

柚木沙弥郎は101歳になる現役の染色家。

以前から作品や存在は知っていましたが実際に作品を見たのは今回が初めてです。構図や色がとても個性的でその上手仕事の温かみが感じられとてもいい展示でした。

 

金沢旅行2

もう一箇所、金沢で行きたかった場所が柳宗理記念デザイン研究所でした。

柳宗理は僕の大好きな工業デザイナーで彼がデザインしたカトラリーやプロダクトを愛用しています。
ここでは柳宗理デザインのプロダクトが常設展示されていて決して大きな展示ではありませんが改めて彼の功績を知ることができます。

初めて訪れた金沢は食事やお酒も美味しく、とてもいい場所でした。
途中たまたま通りかかり入ってみた中古レコード屋さんの店主がとても面白い方でそんな出会いも旅の面白さだなと感じました。

金沢旅行1

先日お休みをいただき夫婦で金沢に旅行に行ってきました。

目的は以前からどうしても訪れてみたかった鈴木大拙館に行くためです。
金沢はそれほど広くない範囲に名建築と呼ばれるものが多くあり
それらをのんびり見ながら美味しいものを食べようということで出かけて行きました。

朝早く訪れた鈴木大拙館は全てが素晴らしくまるでそこだけ時間が止まってしまっているようでした。
凛とした空気が漂い自然と背筋が伸びる。
かといって強い緊張感を強いられるわけでもなく心地いい感覚。

素晴らしい建築の中に身を置いている時に共通して感じる特別な空気感。
それを肌で感じられたのはとても刺激になりいい経験ができました。